一般的には腕の裏側の筋肉をいう場合が多いようですが、肩の付け根から肘までを指す場合もあるようです。
ただ、名称はあくまでも通称で医学的用語に「二の腕」という用語はありません。
医学的には腕の裏側の部分を「上腕三頭筋」と言い、肩の付け根から肘までは「上腕」と呼びます。
たるみの根本的な原因は筋肉量が少なく、脂肪が多いことが原因です。
仮に、昔はたるんでなくて今たるんでいるとするのなら筋肉量が低下しているとみて良いでしょう。
また、体全体に言えることですが、筋肉量が少ない場所には脂肪が付きやすくなります。
つまり、筋肉量が低下している部分(少ない部分)からたるんでくるわけです。
ちなみによく「二の腕のたるみ」と表現される部分は「上腕三頭筋」を指しているケースが多いです。
「上腕三頭筋」とは二の腕の裏側の部分でしたね。
よく女性などがそのたるみを「振袖」などと表現する部分です。
最もベストな方法は、筋トレです。
先ほどの述べた通り、二の腕がたるむ大きな原因は筋肉量が少ないことにあります。
ですので、まず引き締めにかかる場合、積極的に筋トレを行なっていくことがベストな選択でしょう。
腕全体を細くするとなるとサイズダウンのためのダイエットが必要になりますが、ダイエットをするにしても筋肉がしっかりついていることが引き締まった二の腕を作る絶対条件です。
仮にサイズダウンしても、筋肉量が少なければたるんで見えてしまったり最悪皮が余る感じになる可能性もあります。
いずれにしても、二の腕を引き締めるためには筋トレをして筋肉を付けるという作業は必須になります。
やはり「見た目がよくなる」という点につきるでしょう。
特に女性の場合、男性と比べて腕を出す機会が多いと思います。
ノースリーブの服やタイトな服、水着、ドレス。
その際にやはり二の腕が引き締まっているのと、たるんでいるのとでは見栄えが全然違ってくるのは言うまでもありません。
また、二の腕のたるみは体型のフォルム自体をだらしなく見させてしまう原因にもなります。
たるんでいるとそれだけで「年齢より老けて見える」ケースもあるようです。
いずれにしても魅力的なスタイルを目指す場合、二の腕の引き締めが重要なのは間違いないでしょう。
足を肩幅ぐらいに開け真っ直ぐ立ちます。
両手をだらんと下におろしてバンドを握ります。
肘が動かないように肘を曲げてチューブを引っ張り上げます。
その際力こぶの部分にしっかり力を入れて上げましょう。
チューブを引き上げる際、頭が反り返らないようにします。
斜めの角度のベンチ台に座ります。
しっかり二頭筋(力こぶ)にストレッチがかかった状態を作ります。
そこから肘が動かないように、ダンベルを持ち上げます。
インクラインアームカールは二頭筋にストレッチがかかるため、しっかり筋肉に刺激を与えることができます。
アームカール同様、肘を動かさないようにダンベルを持ち上げていきましょう。
キックバックは、腕の裏側のトレーニングになります。
この部分は筋肉がなくなるとたるみが目立つ部分でもありますので、しっかり鍛えて引き締める必要があります。
まず、片手にダンベルを持ち、反対の手と膝をベンチにつきます。
次に、ダンベルを持っている腕を、地面に対して水平よりも高い位置でキープします。
この時、体が極端に開かないように気をつけましょう。
次に、肘を腕が下がらないように真っ直ぐに上げていきます。
しっかりと肘を伸ばしたらゆっくりと元の位置に戻していきましょう。
こちらも同じく二の腕の裏側の筋肉のトレーニングです。
まずベンチの上に座ります。
体のすぐ横に手をつき、お尻をベンチから外してください。
そのまま、腕を曲げて肘の角度が90度になるまで下げていきましょう。
下げる際、体が猫背になったり前屈みになったりせず、できる限り真っ直ぐ良い姿勢をキープします。
90度まで下げたら、そのまま持ち上げてください。
伸ばす時は腕の裏側を絞るようなイメージでしっかり力を入れるようにします。
プッシュアップとは腕立て伏せのことですが、こちらのプッシュアップはベンチ台を使って行います。
胸よりも腕全体のトレーニングというイメージを持ってください。
ベンチに手をかけた時に体の向きを斜め45度ぐらいにセッティングします。
膝はついておいてかまいません。
そのまま、胸がベンチ台につくようなイメージで肘を曲げていきます。
肘の角度が90度程度まで曲がればOKです。
10回程度を目安に頑張りましょう。